班長として・・・

2000年9月9日
町会の秋のバザーの時がやってきた。

今年から2年間、町会のクソ班長の役目が回ってきた私は、うんざりしながらバザーの品物を集めていた。(無理やり、集めな集まらん・・)

今日は、提出日!夜7〜8時までの間に集会場まで持って行かなければならん!

夕食前の忙しい時間帯に集めんでもええやんかーと、思いながら集めた獲物を台車に乗せて、エッチラホッチラ運んだ。

がー・・・・、集会場は真っ暗で誰もいない・・・。
いるのは、前のベンチで死んだように寝てる、酒焼けした真っ赤な鼻のオッサンだけ!恐い・・・

しかたがないから、又、家まで悪態をつきながら、台車を運んだ。

そして、町会長や、婦人部長、いろんな所に電話しても、皆留守だった。
だんだん、怒りは頂点へと盛り上がっていった。

やっと、電話がつながったのは、同じ班の婦人部の御婦人ひとり!
『あ!今せっかくひぃひぃ言うて、バザーのやつ持って行ったのに、誰もおれへんのですわ。ちょっと、たるんでるんちゃいます?もう!汗だくやわ!』と、一気に愚痴った。
すると、すごく言いにくそうに、かつイヤミたっぷりに、御婦人は言った。
『あの〜・・・昨日だったんですけど・・・。皆さん、雨の中、ひぃひぃ言うて、運びましたよ』

ガーーーーン!!!ショーーーック!!!
あとは、平謝りに謝って、集会場を開けてもらって、運んだ。

やっぱり、一番たるんでるんは、私でした。
ごめんね、ごめんね、ごめんね、ごめんね・・・
お詫びに、クソ班長やめさせてもらわれへんかな〜?

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