淀川の上海蟹

2000年10月21日
今日、プランタンでフライングホースに久しぶりに会った。
フライングホースという名前は、そのおっちゃんが自分で付けたインディアン名である。
なんで、インディアン名があんねん?と思うやろ!
将来、インディアンになるつもりらしい。

歳は、60過ぎのおっちゃんである。
将来って・・・将来って・・・何歳????

とにかく、そのフライングホースは、上海生れでグルメである。
今日の話題はもちろん、上海蟹で持ちきりだった。
いつも、この時期は神戸の南京町まで上海蟹を買いに行くらしい。

そんな話をしていたら、今度は酒屋のおっちゃんが入ってきた。
このおっちゃんは、つぶらな瞳が、ぷうちゃんと似ている為、いつもぷうちゃんのパパと呼んでいる。

「上海蟹か〜!わし、淀川でバケツ一杯とっとるでぇ!淀川の蟹の方が美味しいで!やっぱり、日本が一番や!」と、ぷうちゃんのパパが言い出した。
確かに、淀川で捕れる蟹と、上海蟹は同じ種類らしい。
なんでも、一時、網を18個くらい仕掛けていたらしい。鴨も捕って食べたというツワモノだ!

私は、淀川で捕れたものが食べれることじたい、信じられずビックリこいた!
初めは、冗談かと思っていたらどうもマジな話らしく、フライングホースと、ぷうちゃんのパパの話は白熱していった。

「この人は、上海蟹を食べたことがないから、こんなこと言うんです。全然、味が違いますよ。」と、フライングホース。
「そんなことない!なんでも、日本の方が美味いに決まっとるやんか!向うの水なんかきちゃないでぇ!喰えるかいな!」と、ぷうちゃんのパパ。

私は、だんだんアホらしくなってきて、先に帰った。きっと、ふたりはまだまだ、闘うんやろ。

なんで、私の周りって変人ばっかりやねんやろー?
と、今日つくづく思った。

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