コタの苦難

2000年11月18日
さあ!日記を書こう!!
と思ったら、コタが本棚の上の雑貨置きを、思いっきり蹴飛ばして落とした。
ガラガラガッピャーーーーーン!!!!ゴロゴロザザザッ・・・

雑貨置き・・・変な物ばかりが入っている。
ちょこっとだけ残ったハンドクリームや、
ビーズを入れた小箱、
いつのか分からない目薬・ビオフェルミン、
割れたレンガ、
ほじくらないと塗れない口紅、
レンズが片方とれたサングラス・・・etc・・

雑貨置きというより・・・ごみ箱予備軍・・・
長々と、説明したのは・・・
このショックで、書く事を忘れてしまったからである。

しかたがないから、コタの可哀想話を書くことにする。(ささやかな復讐・・・)

コタは、我が家に一番最初に来た猫やねんけど、
小さい頃は、そら可愛かった・・・遠い目・・・
コタも自分がこの世で一番強くて、愛されるべき存在だと信じて疑わなかったろう。

後から来たチビに、オスのくせにオッパイを飲ませる優しさもあった。
なのに・・・なのに・・・
その優しさがアダとなったのだ!

今では、6匹いる中の、一番みそっかすである。
チビは、もともと要領が良くて社交的な猫なので、尻尾ブッちぎれのブサイク猫にもかかわらず、
我が家のメスをハーレム状態で、はべらしているんだが・・・・

コタはいつも、追い出される。
それも、チビに目線で指図されたメス猫たちに、声を揃えて、
『なによ!向うに行ってよ!あんたが来たら邪魔なのよ!!臭いのよ!!ここは、4人以上は入れないわっ!』

コタは、いつもひとりで所在なげにウロウロしてるか、どこかに隠れて出てこない。

ハッキリいって、コタの種で出来たメス2匹と(要するに子供)、妻に追い出された哀れな旦那の風情である。
そして、間男チビが亭主面で、妻と娘に身体中を舐めてもらっている。

今も、そのチビハーレムに無謀にも入ろうとして、威嚇され慌てて逃げる最中の出来事だった。

ほんまに、コタは可哀想・・・
歯茎が弱いから、歯は抜けまくって口が臭いし、
下を歩いていたら、ダンスとぷうに脅されるし、
あったかなベッドには、他の猫に阻止されて入れない。
いつも、ひとりでどこかに逃げ込んでいる。

動物って、ホンマに弱いやつを嗅ぎ当てるのがすごく上手いよね。
そんで、容赦なく追い出しにかかる。

最初の頃は、チビとコタで熾烈なボス争いがあったけど・・・(ほんま、すごかった!)
コタが負けてからというもの、メス猫たちの態度もすごく変わったもんな〜・・・

頼るは、人間だけになってんけど・・・
人間に近づくと、今度はワンコ達に阻止されて・・

今では、ワンコが居ない時を見計らって、その時だけ恐る恐る私の膝に乗ってくる。
そしたら、今度は他の猫たちも争ってやって来るから、また追い出される。

・・・・・・・・・・。

ほんまに、可哀想やねん・・・
いつか、コタだけ連れてどっかに行きたいけど、
猫って、自分の家以外やったら、オタオタしてもうて、寛げへんし・・・

もう、老齢も近づいてるのにな〜・・・
なにか、方法がないかな〜?
書いてるうちに、切なくなってきた・・・。
今から、コタを探して抱っこしてこよっと!

ということで、おやすみ。


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