案ずるより、産むが易し・・・

うっくっくっく♪
お腹が動いた〜！ヘ(^^ヘ)ヘ(^^ヘ)ヨイヨイ(ノ^^)ノ(ノ^^)ノヨイヨイ
もちろん私のお腹じゃないです。
ぷうちゃんのお腹〜〜♪

昨日の夜、ジトーーーッとぷうちゃんのお腹を見ていると・・・・ぐにょ・・・ごにょ・・・。。。
うっしゃーーーーー！！！！確かに動いた〜！！！
これで、ぷうちゃんのお腹に入っているブツは、ウンコではないことを証明できた！

慌てて、天むすちゃんを呼んで、ふたりでもう一度確認・・・・。
そしたら、なかなか動かない・・・・。
『・・・・・おかあさん・・・錯覚とちゃうん？』
『ちゃうーーー！！絶対に動いたわ！・・・ほら！』
ピクという動き・・・・。
でも、天むすちゃんは気がつかない。
くっそーーー！しっかり見んかいな！

ぷうちゃんの大きなお腹の前に、ふたりは顔を突き出して観ること10分・・・。

ごにょにょにょ・・・・。
『動いたーーーーー！！！！』
ふたりは声を合わせて狂喜した。

なんだか、ぷうちゃんのお腹の中の命をすごく身近に感じて、愛おしさがこみ上げてくる。

そこへ、力也ちゃんが帰ってきた。
『何しとんねん！ふたりっで、でっかいケツ突き出して・・・』
確かに、後ろから見たら変なポーズである。
『あ！ぷうちゃんのお腹、動いてんで！！』
『ええ！ほんまか？・・・どれどれ？』
力也ちゃんは、さっそく私たちを押しのけて、ぷうちゃんのお腹に手を当てた。

しかし・・・・動かない。
あきらめて、背広を着替えに行った力也ちゃんは、すぐにイソイソと降りてきて、また手をあてがった。
でも、がさつな力也ちゃんの手に感じる程の胎動は、なかなか起こらず・・・。
ふたりで、なんやかんやとしゃべっていたら、
突然、力也ちゃんはのけぞった。
『うおおおお・・・・』
『何よ！』
『今、すごい動いたぞ！ビックリしたわ』
『・・・・・また、大袈裟な・・・』
『ほんまやて！さわってみい！』
力也ちゃんは私の手を取り、ぷうちゃんのお腹に乗せた。
待つこと、5分程・・・・
『あ・・・動いた・・・ピクって・・・』
『ワシの時はそんなもんとちゃうかってんぞー！やっぱり、ワシの方が好きやねんな〜』
『あほーーー！私の方が好きに決まってるやんか』

ぷうちゃんだけは、そ知らぬ顔で迷惑そうに寝ていた。
あ〜・・・・楽しみやな〜。何匹、生まれるんやろ？でも、不安・・・
ちゃんと、産婆さん出来るかな〜・・・。
お産の本も買ったし、勉強してるけど不安や。

案ずるより、産むが易し・・案ずるより、産むが易し・・・。念仏のように唱える私だった。